村治佳織&奏一ギター・デュオ(11/9/17)視聴記

こんにちは、iwaiwa@3連休2日目です。

佳織さんと弟の奏一氏のデュオコンサートを聴きに行って
きましたので、その様子をお知らせします。 佳織さんとの
再会は昨年の3月以来、1年6ヶ月ぶり、小生の記憶が正し
ければ、16回目の佳織さんリサイタル視聴となります。
ソレイユMaeさんも聴きに来られていた由。

1. 日時: 2011年9月17日(土)14:00-16:15

2. 名称: 村治佳織&奏一ギター・デュオ

3. 場所: びわ湖ホール(滋賀県立芸術劇場)大ホール

4. 料金: ¥3,000(前売り券)

5. プログラム:
①J.S.バッハ(村治奏一編)/プレリュード(BWV1006より)
②F.ソル/二人の友
③E.グラナドス/オリエンタル
④E.グラナドス/ゴイェスカス間奏曲
⑤M.ファリャ/スペイン舞曲第1番「はかなき人生」
⑥村治奏一/コダマスケッチ(NHK「街道てくてく旅」テーマ曲)
⑦村井邦彦(村治奏一編)/翼をください
⑧R.ディアンス/フォーコ(リブラ・ソナチネより第3楽章)
⑨G.ビゼー(佐藤弘和編)/ギターのためのカルメン組曲
⑩G.ハリスン(セルシェル編)/ヒア・カムズ・ザ・サン
⑪P.ベリナティ/ジョンゴ
⑫P.マッカートニー(ブローウェル編)/フール・オン・ザ・ヒル
⑬A.ピアソラ/タンゴ組曲
⑭S.マイヤーズ/カヴァティーナ
注)⑥⑦⑧:村治奏一独奏、⑨⑩:村治佳織独奏、
⑭:アンコール

6. 感想:
(1) びわ湖ホールにはこれまで1-2回来たことがあったと思うが、
記憶が定かでない。1,848席収容の大ホールが満席。席は
1階の真ん中という好位置が確保できた。富士通テンの
イクリプスと思われるスピーカが置かれていたので、PAを
入れていた模様であるが、自然な音色で違和感はなかった。
(2) 14:00の開演のベルからすぐに佳織さんと奏一氏が登場。
佳織さんの今日の衣装は、ピンクがかった白いフリルの
ドレスというお姫様スタイル。奏一氏は黒のタキシード。佳織
さんからは、今日も美のオーラが全身から発散されていた。
小生にとって、佳織さんのコンサートを聴きに行くことは、単に
ギター音楽を聴くことにとどまらない。佳織さんと同じ空間で同
じ空気を呼吸することで、幸せに生きていることを実感する
ことの意味合いがある。
(3)①バッハは、バイオリンパルティータ第3番の有名曲。第1曲
目から聴衆を魅了する好演で、つかみはOK。?演奏後、
奏一氏がマイクを手に「このような響きのよいホールという
ぜいたくな空間で演奏できることは幸せ。第1部はスペイン
中心、第2部は日本・ブラジルなど世界各国の曲を選んだ」と
のMCあり。 ②二人の友は15分ほどの大曲。音色の変化など
古典曲をあきさせない工夫で聴かせた好演だが、少し、長か
った。佳織さんから「ソルとアグアドが2人の友情を確かめ合う
フランスのサロンのような場所で演奏している様を脳裏に思い
浮かべることがある」とのMCあり。③は、小生が大学ギター部
定演でデュオを演奏した思い出深い曲。もう少し遅いテンポ
でもという気もしたが、丁寧で端正な演奏。④は奏一氏の低音
弦をよく響かせた2ndの旋律が印象的。佳織さんからの「スペイン
は大好きな国で2ヵ月半の滞在の後、3週間前に帰国した。
奏一氏は5日前にアメリカから帰国したばかり。スペイン生活
で得たエネルギーを日本で分かち合うような交流ができれば
よい。冷静と情熱、光と影の移り変わりを聴いて欲しい」との
MCの後、⑤を演奏。装飾音や早いスケールなど技巧的な安定
感に支えられたスペイン色豊かな素敵な演奏であった。
(4) 休憩後の後半は、奏一氏の独奏から開始。⑦は1週間前
義捐金に感謝するロサンゼルス領事館のイベントで演奏した
曲で日本での演奏は始めて」とのこと。⑥はNHK-BS番組の
主題曲。魅力的な旋律が印象的。⑧は奏一氏の十八番曲。
パーカッションや糸巻き付近を鳴らす特殊技法など、テクニ
カルな魅力も十分。次に佳織さんの独奏。前半とは対照的に、
黒のパンツドレスに金の模様の入ったスカートをまとったシック
な衣装。 こちらも素敵! MCで「ギターをよく知ったギタリスト
による編曲なので、弦楽器の特長に加えて、打楽器の効果も
盛り込まれている」との説明あり。⑨はオペラ「カルメン」で
お馴染みの有名な旋律が次から次に現れてきて、とても楽しい
編曲と演奏。⑩もビートルズの名曲がギター曲に見事に変身。
(5) ⑪から再び2重奏。「ジョンゴ」は2重奏の定番曲になりつつある
が、パーカッションの掛け合いが、息の合った姉弟の間柄を
とてもよく表わしているようで微笑ましい。とても盛り上がった
演奏で本日1番の出来栄えと高く評価したい。最後の「タンゴ
組曲」は楽譜を持参して楽譜を手元に置いて見ながらの鑑賞。
珍しく奏一氏が1stで佳織さんが2nd。 特に文句のつけようの
ない素敵な演奏ではあるものの、この曲が献呈されたアサド
兄弟にはまだ及ばないようである。
(6) 満員の聴衆からの拍手に応えたアンコールはカヴァティーナ。
奏一氏が普通に独奏版を弾き、佳織さんが伴奏というか追加
の旋律というかを演奏するという不思議な編曲。 でも、これが
何とも魅力的な効果を醸し出していた。
(7) サインをもらうために佳織さんのCDを買おうと思ったが、小生
が既に持っているものしか販売されていなかったので、止むを
得ず奏一氏のNEWマキシシングル「虹/翼をください/コダマ
スケッチ」¥1,575を購入。 終演後、サインをもらったが、奏一
氏だけでなく、佳織さんまでサインしてくれてとても感激した。
http://murajisoichi.blogspot.com/

ということで、佳織さんと至福のひと時を過ごすことができた土曜昼の
滋賀県でした。

では、素敵な9月中旬をお過ごしください。

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村治佳織&奏一ギター・デュオ(11/9/17)視聴記” に対して1件のコメントがあります。

  1. Sak より:

    すてきな時間と空間を目の当たりにするレポートですね。
    楽しく拝見させていただきました

  2. yam より:

    高槻GCのYamです。
    私も聴きに行きました。
    二人のデュオの演奏は初めてでしたが、兄弟ならではのトークが聴けたりしてほのぼのとした感じでしたね。
    オリエンタルは今度の5周年でも弾く予定ですが、今度は少し揺らしてみようかと思っています。
    帰りのロビーではすでに長蛇の列でしたね。

  3. 幸運の友 より:

    iwaiwaさんの視聴記はいつも楽しみにしています、文章が映像に思えるほどコンサートの状況が映し出されます。

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