こんにちは、iwaiwaです。
「12thサロンコンサート 藤井敬吾(Gt)・由美(Pf)、植村菜穂(Vn)」を聴きに行って
きましたので、その様子をお知らせします。
1. 名称: 12thサロンコンサート 藤井敬吾(Gt)・由美(Pf)、植村菜穂(Vn)
2. 日時: 2013年2月17日(日)14:00-16:10
3. 場所: なかしろ和楽館サロン(京都・宇治)
4. 料金: 無料(要事前連絡)
5. プログラム:
(1) N.パガニーニ/協奏的ソナタ(Vn、Gt)
(2) 藤井敬吾/”むすんでひらいて”の主題による変奏曲(Gt)
(3) 藤井敬吾/羽衣伝説(Gt)
(4) F.ショパン/レントコングランエスプレッシオーネ(Pf)
(5) F.カルリ/ギターとピアノのための二重奏曲(Gt、Pf)
(6) N.パガニーニ/ネルコルピュウの主題による変奏曲(Vn)
(7) E.ラロ/スペイン交響曲より第4楽章(Vn、Pf)
(8) J.トゥリーナ/ジプシー舞曲集よりサンブラ(Pf)
(9) M.デ・ファリャ/粉屋の踊り(Gt、Pf)
(10)藤井敬吾/ピアソレーション(Vn、Gt)
(11)藤井敬吾/シャボン玉変奏曲(Vn、Gt、Pf)
(12)藤井敬吾/かごめかごめのトッカータ(Vn、Gt、Pf)
アンコール
(13)J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータよりジーク(Vn)
(14)A.ルビラ/禁じられた遊び(Gt、Pf)
(15)藤井敬吾/かごめかごめのトッカータ(Vn、Gt、Pf)
6. 感想(今回はごく簡単に記します):
(1) 会場のなかしろ和楽館サロンは、近鉄・大久保駅から徒歩15分、
JR新田駅から徒歩10分くらい。学校の講堂風の広いスペースに
約100名ほどの聴衆が集まっておられた。ソレイユのHayさん、
Skaさん、Itaさん、高槻GCの方々も来られていた。
ソレイユ・高槻GC用特等席(演奏者のすぐ右隣)に座らせて
いただけた。また、小生の古い友人のM氏(城陽市在住)が来
られていて20年ぶりくらいに旧交を温めることができたことは
幸いであった。
(2) 1曲目のパガニーニは「ギターの演奏者でもあった作曲者が
ギターとヴァイオリンを対等に扱って作曲した」との解説の後、
演奏。技巧的な難曲を難なくこなすヴィルトゥオーゾの技を
聴かせていただいた。
http://www.piano.or.jp/concert/school/artist.html
2曲目、3曲目は藤井先生ご自身の作品を超絶技巧も駆使し
ながら、聴衆を魅了する演奏。 「むすんでひらいて–」は小生
が弾きたい曲の一つだが、この超絶演奏を聴くと小生にはとても
無理そう–。
(3) 4曲目は、「映画、戦場のピアニストの主題曲として使われた。
ショパンが故郷を思う気持ちをお姉さんに託した曲」との説明
の後、由美先生の演奏。5曲目のカルリは「ギターとピアノが対等
に扱われていて、家庭円満に行くように書かれた。ギターとピアノ
は共に発弦した後に音が減衰するという共通性を持っている」
との解説の後、円満な夫婦らしい息の合った演奏。
(4) 約15分の休憩の後、後半はスペインの曲と藤井先生自作曲を
中心としたプログラム。10曲目はピアソラ風のタンゴを模した曲。
11曲目はおなじみのシャボン玉「屋根が吹っ飛んだ」ギャグが、
今回は今一つ聴衆に受けなかった様子。12曲目のかごめは、
6弦を打楽器のように駆使したリズムが楽しい。
(5) 鳴りやまぬ拍手に応えて、大サービスのアンコール3曲。終了後、
お茶と軽食(サンドイッチなど)が供された歓談タイムがあった
ようだが、小生はお先に失礼させていただいた。
という訳で、2月の寒空の元、ギター、ピアノ、ヴァイオリンの爽やかな
調べを満喫できた一日でした。
では、素敵な2月後半をお過ごしください。
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