湖南ギターアンサンブル第16回さざなみコンサート

湖南ギターアンサンブル第16回さざなみコンサートを聴きに行ってきましたので、その様子を以下にお伝えします。小生が気づいた範囲ではAsaさん、Hayさんが聴きに来られていました。

http://homepage3.nifty.com/konanguitar/

 

1. 日時: 2011年10月22日(土)18:00-20:10

2. 場所: 栗東芸術文化会館さきら中ホール

3. 料金: 無料

4. 演奏: 湖南ギターアンサンブル(KGE)

5. プログラム:

① G.ビゼー/メヌエット~「アルルの女」第2組曲(二重奏)

② E.グラナドス/スペイン舞曲第2番(二重奏)

③ サビーカス/レクエルド・ア・エスタンピオ(二重奏)

④ I.アルベニス/アストゥリアス(独奏)

⑤ パコ・デ・ルシア/ミ・インスピラシオン(独奏)

⑥ C.A.ドビュッシー/ゴリウォーグのケイクウォーク(二重奏)

⑦ C.フォックス/やさしく歌って(三重奏)

⑧ 玉城千春/未来へ(三重奏)

⑨ 久石譲/となりのトトロ(四重奏)

⑩ レノン&マッカートニー/オブラ・ディ・オブラ・ダ(四重奏)

⑪ G.ビゼー/ハバネラと前奏曲から闘牛士(笛・ギター・マンドリン・ベース)

~休憩~

⑫ E.バーンスタイン/大脱走マーチ(合奏)

⑬ 小椋佳/シクラメンのかほり(合奏)

⑭ レノン&マッカートニー/レット・イット・ビー(合奏)

⑮ G.F.ヘンデル/ラルゴ(オンブラ・マイ・フ)(合奏)

⑯ A.ヴィヴァルディ/3つのギターのためのコンチェルト第3楽章(合奏)

⑰ F.ロウ/踊り明かそう(合奏)

⑱ 日本民謡/八木節(合奏)

⑲ A.W.ケテルビー/ペルシャの市場にて(合奏)

⑳ J.ブラームス/ハンガリー舞曲(合奏)

21 いずみたく/見上げてごらん夜の星を(合奏)

注)⑳21:アンコール

6. 感想:

(1) さきら中ホールは300~400名収容の美しいホール。 ほぼ8割~9割は観客で埋まっていた。この集客力は凄い。

(2) まず、司会のアナウンサが舞台左袖(観客から見て)に登場して演奏会の開始。

曲と奏者の紹介をしている間に奏者は演奏位置について、

まったく待ち時間なく、スムーズな進行に感心した。

この紹介は1曲ずつ同じように行なわれた。

司会者が演奏者のコメントを紹介しているのはよかった。

演奏のPA(マイク)は違和感のないよいレベルの設定。

(3) さざなみコンサートは04年、05年、09年に続いて4回目の視聴。

湖南ギターアンサンブル(KGE)は結成22年目とのこと。

これまでも感じたことだが、円滑な進行、お揃いの衣装など、

舞台慣れ・観客を楽しませるノウハウの蓄積に歴史が感じられる。

譜面隠しにも「KONAN」のネーム入りのお揃いの用紙を使っていたのはクール。

そして、何より、奏者自身が楽しんで演奏されている様が伝わってきて好感が持てる。

(4) 前半第1部には、重奏・独奏が並べられた。

なかなかの出来栄えの好演奏。

(5) 後半第2部は合奏:

・ベース(コントラバス)があると低音の重みが増して大変よい。

・ギター奏者は全員で22名(ベース除く)。これだけの大人数の合奏

はさすがに迫力がある。

・全体としてレベルは高い。小生の見た限り、弾けていなくて手持ち

無沙汰にしている奏者はいなかった模様。

・⑱⑲はトライアングルなどの鳴り物を加えて迫力があった。

・⑲「ペルシャの市場にて」は小生が小学生の音楽の授業で聴いて

初めてクラシック曲に親しんだ思い出深い曲。

オリジナルはオーケストラ曲だが、とてもよいギター合奏に編曲されていた。

・⑱まで終わってから代表のご挨拶。

昨年まで長年にわたって代表をつとめられたMさんから今年代表を引き継が

れた由。「東日本大震災復興チャリティなので、出入り口に

ある募金箱に是非募金をお願いしたい」旨のメッセージが

あり、小生も帰りに僅かながら募金させていただいた。

・21は、プログラムに歌詞を載せているので、全員で歌って

ください、とのこと。多くの観客が実際に声を出して歌って

いて最後に盛り上がった。

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